全体的に油切れの為 ギシギシと動きが渋くて
下糸巻きの時も針まで動いてしまう修理です。

全体整備・修理でお預りしましたので
サビ取り・注油・グリスの入れ替え・調整・クリーニングの
順に作業を進めます。
針板のキズ加工から開始し、注油を繰り返しながら
スムーズに動くように整備していきます。

幸い、無理に動かしてなかったので部品内部の焼き付きは
有りませんでした。(この状態で動かすと、部品が熱を帯びてがっちり動かなくなります)焼き付き
ハズミ車内部の(シャフトとプーリーの内側)サビ取り研磨です。

真っ黒だった内側もツルツルにバフ処理もしました。

ダイヤル部等の細かい部分の汚れもキレイにしまた。
送り歯の間には 意外とほこりのカタマリがありますので、時々針板を
外してのお掃除をオススメします。

手元ランプも切れていましたので、交換しておきました。
音も静かになり、縫い目もキレイです!
お引取りの際に『こんなにキレイになって わ~音も静か!全然ちがう』と
喜んでいただきました (^^♪
この瞬間が 修理をやっていて一番嬉しい瞬間です !(^^)!
ありがとうございました!
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