と 修理持込 ご来店です。

古いグリスが完全に固まって、部品が動かない状態になっておりました。
お預りの時に鉄ボビンを使っていましたので、出来るだけ使わない法が良いのかと
なぜプラスチックボビン仕様になっているのかを説明させていただきました。

内釜を外すと黒いドーナツ状のリングがありますが、これはマグネットです。
内釜の底にはマグネットが付いていて 磁石で引き合うことで
内釜の回転を安定させる効果があります。鉄ボビンを使うとこのマグネットに
くっついてしまい回転が重くなります。下糸が強くなり糸調子が変化してしまうのと
内釜の内側に金属により傷が付いてしまいます。
そのことから、プラスチックボビンをオススメしました (^^ゞ
最近はメンテナンス不足での修理が続いております。
こちらのミシンも 各所部品の固着によるトラブルでした。

メンテナンス後の内部の写真です。クリーニング後に注油・グリスアップを行いました。
こちらもジャノメミシンに多く見られる症状で、メンテナンス不足で
返し縫いが出来なくなっていました。

全体的なメンテナンス・クリーニングを行い修理完了しました!
ありがとうございました (^.^)
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