糸切り不良、針停止位置不良、下糸巻き不良などがあり、クラッチ部分の分解修理作業をしました。

クラッチ、スプリング部を外していくと、駆動プーリーの軸とメタル部が完全に焼付状態で、それが原因で糸切、針停止位置も正常に動いていなかったです。
この部分の分解はプラスチックと金属が接着しており、取り外しにはかなり時間がかかりました。

取り外した状態の写真です。
黒い部分が高熱で焼付の跡です。右の写真は研磨をし、青棒(研磨剤)にて磨きをかけ、スムーズに動く様にバリ取りも行いました。

プーリー、内釜も同じく焼付痕がこびりついていたので、研磨と磨きをかけ部品交換なしで対応できました。
職業用ミシンは適度な注油が必要なので、メンテナンスしながらお使い頂く事をお勧めします。

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